7105F 撮影駅:宮の陣 撮影日:2009年10月11日

7156F 撮影駅:本郷 撮影日:2009年10月11日

7157F 撮影地:西鉄二日市付近 撮影日:2010年3月2日


 7000形は天神大牟田線花畑~大牟田間の普通列車のワンマン運転開始に伴う甘木~(宮の陣)~大牟田間の直通運用を目的に、2000年に2両固定編成11本の計22両が製造され、翌2001年2月に運用が開始された。それまでのデザインを一新し、前面窓の部分は両端ともパノラミックウィンドウとして視界を確保し、その周りを黒で縁取っている。前面窓の真下に西鉄では初となる前照灯・尾灯の一体型ランプが設けられ、上部に標識灯が設置されている。方向幕が、新たに種別と行先とで表示部が分離され、ワンマン運転時では種別表示部に緑色の幕で「ワンマン」と表示する。運転席扉脇にはVVVFのロゴがデザインされている。

 それから2年後の2003年2月には、基本構造は同じで側面の扉配置と内装が異なる7050形(※7000形の4扉に対して7050形は3扉で、窓配置などにも違いがある)が、2両固定編成9本の計18両製造された。これは、当時甘木~大牟田間のワンマン運転に就いていた600形を全て置き換えるためである。

 座席はいずれもオールロングシート。基本的には天神大牟田線・大宰府線・甘木線全てにおいて主に普通列車で運用されているが、その多くは甘木~大牟田間の運用である(甘木線運用の車両がすべて7000形または7050形であるため)。


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